第四種
「しかし、泣かれてばかりでは困りましたな。何が起きたか、教えていただけますか?」
『...く、車でバイパスを走っていたんです。そしたら...急に目の前が赤く光って...』
「テールランプの誤認では?」
『前に車はいませんでした...それに、テールランプは...あんなに眩しくありません。
そう...私、意識を失ったんだと思います。ベッドのようなところで、目が醒めて。』
「それで?」
『...ヒトのような、でも、あれはヒトじゃない...何か...近くにいて...』
「ヒトじゃ、ない、と。」
『ひ、ヒトなわけがないわ!とても似ていたけれど、目が真っ黒で...
虹彩も瞳孔も無い、暗闇のような真っ黒な目で...!』
「...黒いカラーコンタクトでは?」
『そんなものをする理由がどこにあるのよ!それに、それにあいつ!
私の体に針のようなものを射して!何か...埋めて!!』
「それが、これですか。いや、取り出してしまいましたか。『?』まだあなたはかんさつたいしょうなので『コン...タクト...』またいれさせてもらいますすこしいたみますけれどだいじょうぶ『いや、いやあああぁぁぁ!!』
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Comments (2)
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色合い生々しさ共に最高です
本年もぼーもあワールド見せてください!
今年もよろしくお願いします01-06-2015 11:02 poco a poco (3)
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>poco a poco 様
久しぶりに長いキャプションを書こうと思って、30分くらい格闘したのですが、
他の写真と比して、キャプションにも一定数の閲覧者がいることはわかりました。(笑)
ありがたいんですが、写真共有サイトなんだけどなぁ。(笑)
自分では見直す気もありませんが、小学生の時に読んだ、ヒル夫妻という、
宇宙人に誘拐された(らしい)夫婦の逸話を元ネタに書いたはずです。
長いキャプションは疲れるので、あまりやらないかもしれませんが、
今年も宜しくお願い致します。01-08-2015 00:48 ぼーもあ (12)
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