- 1
- 70
東武野田線「豊四季」駅。
沿線には、東京新田の開墾地「六実」があり、
駅北口の小さなロータリーを北上すると同じく「十余二」がある。
豊かな四季とは、うまい言葉をあてた地名だなと感心する。
宅地としても高いステータスを感じさせる現代的なネーミングだと思う。
この駅は、1911年(明治44年)5月9日に、千葉県営鉄道として開業した当初からの駅で、
wikipediaによると、
「この一帯の土地を持つ有力者が駅のための土地を提供し設置させた」 とも、云われている。
駅の北口を出て、ひとつ目の信号を左折、
大きな諏訪神社に向かう右側に広大な敷地の屋敷があった。
とくに豪華な造りというわけではないが、広い敷地と、門柱の間の広さ、そして何よりも、
シンプルな表札には「豊」から始まる二文字の名字が書かれていた。
この屋敷のほぼ正面には、大きな商用施設としてのビルが建っていて、
表札の名字と同じ名前の、ビル名が付けられている。
また、調べてみると、この家は周辺にいくつものビルを所有しているようでもある。
この家の頭文字と、四番目の入植地で「豊四」が出来上がる。
漠然と、この家は、この地域に何か大きな影響力を持っているのかなと感じてはいたが、
駅誘致の話を読み、すぐに、この家を思い出した。
いろいろと調べてみたものの、具体的な関わりは分からなかったが・・・
アルバム: 東京新田
お気に入り (1)
1人がお気に入りに入れています
コメント (0)
まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?
コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。