ヘルプ

きの子のだしそば@遊泳・新宿区西早稲田

  • 37

写真: きの子のだしそば@遊泳・新宿区西早稲田

写真: 山形辛味噌ラーメン@渡なべ・新宿区高田馬場 写真: 帰ってきたNORIMANIA@かれん・足立区北千住

だしと麺 遊泳
  新宿区西早稲田3-15-1

 こちらのお店のメニューの中で唯一未食なのが、不定期に提供される「きの子のだしそば」。その提供を来週で終える予定とTweetされていたので、これを食べ逃したら後悔すると思い訪れた。平日の11時半にお店に着くと数席の空席があり、すんなりと座ることができた。カウンター席に陣取り、標記を店員さんにお願いするとともに代金1300円をその場で支払う。
 10分弱で配膳された丼は、一面キノコで覆われ、それ以外には卵黄と短冊状にカットされた長ネギ、それにユズ皮1片が目につくものの肉類はなさそうな気配。キノコの下から麺を引っ張り出すと、色は鼠色を濃く帯びた黄土色で、幅は1〜2cm、厚さは薄い所もあれば5mm近い厚みのあるところもあるなど幅も厚みも定まらない乱尺ぶりが著しい平打ち麺だ。食感もニュルニュル、グニュグニュ、モチモチとしていて、すいとんあるいは伸びないお餅のようでとても中華麺とは思えない。小麦の風味がしっかりと感じられる超多加水麺に仕上げるためにかん水又は卵を使っているから中華麺なのだろう。当然自家製麺だ。スープはいつもどおり各種の魚介、豚、シイタケ、昆布等を使って出汁を引いたものだが、いつもに比べると気のせいか豚風味が強いように思える。また、ラードだろうか香味油も多めに使われているので意外にこってりとしている。これは、メインの具材が旨味はあるものの比較的あっさりとした味わいのキノコなので、バランスがとれるよう調整したためだろう。そのキノコはマイタケ、ブナシメジ、ナメコ、ヒラタケの4種類で、食感と味わいがそれぞれ異なるので食べていて楽しい。半分ぐらい食べ進んだ段階でようやく卵黄をつぶして麺やスープと一体化させる。そうするとコクが多少増したもののあまり大きな変化は感じなかった。それはユズ皮も同じで、ユズ皮に触れていた部分を食べてもほとんどユズの香りは感じず、ユズ皮を口に放り込んだ時はユズの存在をしっかりと確認できた。
 日頃食べ慣れない形状及び食感の麺のため麺量の見当がつかないが、食べ終わった段階では結構お腹にたまっていた。席に着いた時はこの日の限定ご飯であるネギダレとろろ飯を併せて頼もうかと考えたが、食べ終わる頃のお腹の調子を見てからでも遅くはないだろうと考え注文しなかったのは正解。とろろ飯はまたの機会にしよう。

・お気に入り度:〇+

アルバム: 公開

お気に入り (0)

まだお気に入りに追加している人はいません。

コメント (0)

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。